テキストサイズ

愛の嵐

第25章 深紅×涙=深層

《櫻井時間》

あれから数日後
なかなか時間が合わない
でも明日から3日間の連休が貰える

相「翔ちゃん!」
櫻「ん?どうしたの?」
相「今から雑誌の取材だから先に帰ってて」
櫻「そうなんだ。今日は俺の家で待ってるから、終わったらおいで♪」

目をキラキラさせて喜んでる

櫻「え?何で喜んでるの?」
相「久しぶりに翔ちゃんの家に行けるのが嬉しくて!」

あ、それが嬉しかったんだ

櫻「今日は鍋にするよ!」
相「楽しみにしてるね♪」

スッと身体を寄せてチュッと頬にキスを受ける
ほんの一瞬の出来事
誰にも気付かれてない

相「ドキドキしたね♥」
櫻「積極的過ぎて嬉しいよ」

手の甲をサラッと撫でて離れて行く

相「また後でね♪」
櫻「うん、頑張って」

大きく手を振る雅紀を見送って帰り支度を済ます

櫻「おつかれ~!連休楽しんでね」

みんなに声をかけて控え室を出る
鍋の材料を考えながらエレベーターを待つ

松「翔さん!」
櫻「ん?どうしたの、松潤」

今日はやけに呼び止められる日だな

ストーリーメニュー

TOPTOPへ