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愛の嵐

第25章 深紅×涙=深層

相「ただいま~!」
櫻「ただいま!・・お帰り、雅紀♪」
相「お帰り、翔ちゃん♪」

腕を広げ迎える
飛び込んでくる身体をしっかり受け止める

相「翔ちゃんの匂いだぁ♪」
櫻「俺の匂い好きだよね」
相「匂いだけじゃないもん」

身体を離して両手を繋いで

相「全部大好き♥」

チュッとリップ音をさせてキスされる
照れくさそうに手を離し部屋に入っていく

相「し、翔ちゃん!早くご飯食べよ」
櫻「うん、そうだね♪」

付き合って3ヶ月
慣れた部屋には俺の私物も当たり前にある

相「最近翔ちゃんの家に行ってないね」
櫻「そう?雅紀の家が居心地よくって。ごめんね」
相「あっ、違うよ!謝らないでよ。俺の家ってごちゃごちゃしてるから落ち着かないんじゃないかなって思って」

必死に言い訳してる
その姿すらも可愛いってどれだけ惚れてんだ

櫻「そんな事ないよ。本当は雅紀がいればどこでもいいんだけどね」
相「翔ちゃん♡」

嬉しそうに飛び付いて来る
あ~、ご飯よりも先に食べたい

櫻「食べていい?」
相「ご飯?」
櫻「違う。雅紀が食べたい」
相「あっ・・うん、食べて」

繋いだ手を引いてベッドに向かう
体温が上昇して熱を帯びる
優しくキスをして身体を重ねた
熱に魘されたように乱れる雅紀
俺は奥へと何度も打ち付け熱を放つ

貪欲な自分に苦笑いしてしまう

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