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愛の嵐

第25章 深紅×涙=深層

《櫻井時間》

手に入れた
俺の渇望していた人

相「あ・・翔ちゃん♪」

ハニカム笑顔が可愛い
帰り支度を終えて俺の隣に駆け寄る

櫻「雅紀くん♪帰ろっか」
相「うん♥」

周知の関係だからお構いなし

ニ「ラブラブだね~」
相「あ・・ぅん♪」

袖を握って恥ずかしそうに答える
その手を取り繋いで見せつける

櫻「当たり前でしょ!」
松「はいはい、分かったから」
大「毎日飽きない会話するね」

呆れたように苦笑いの松潤と智くん
でも松潤は羨ましいんじゃないのか
チラッとニノを見ては溜め息をついた
まぁ、頑張りたまえ!

櫻「んじゃ、帰るね。おつかれ~」
相「またね♪」

二人揃って控え室を出る

相「今日はどうする?」
櫻「雅紀くんの家に行っていい?」
相「うん、いいよ♪早く帰ろ♡」

嬉しそうに先を歩く
そんな姿に頬が緩む
後ろから抱き締めたくなる衝動をグッと堪える
最近人前とかでも欲情してしまう

相「翔ちゃん?どうしたの?怖い顔してる」
櫻「えっ?俺そんな顔してた?」
相「うん!何か思い詰めてる感じだった。何か悩み事でもあるの?」

欲情を抑えるのに必死だとは言えないよな

櫻「ん~、仕事の事でちょっとね。大丈夫だよ、心配してくれてありがとう♪」

微笑むと安心したように微笑み返してくれる

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