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愛の嵐

第22章 灼熱の嵐

ニ「お~い!終わった?」

満面の笑顔で近付いてくる
翔先輩は何故だかグッタリしてる

相「終わったよ~」
ニ「見せ合お~よ~」
松「ダメだ!」

速攻拒否!
カタンっとプリクラが出てくるとすかさず奪い合った
雅紀さんも苦笑いで見ている

ニ「見せてよ~!」
櫻「見せれない理由を述べよ!」
相「う~・・・やだ!」

否定の言葉が可愛いですよ?
和は俺に詰め寄ってプリクラを覗こうとするけど

松「諦めろ!俺は意地でも見せん!」
ニ「翔ちゃ~ん」
櫻「お・おい!ニノ!」
相「翔ちゃん?」
ニ「あ・・・」

ウッカリしたな♪
やっぱり浮かれっ子だったな

相「へぇ~、ふぅ~ん、そ~なんだぁ♪」
松「だなぁ~。そっかぁ!」

ニヤニヤしながら二人を見る
あたふたしてる隙にプリクラを鞄に隠してしまう
それに気付いたのは雅紀さんだけ

ニ「だ、だってさぁ」
松「なんだよ~」
ニ「雅紀先輩が羨ましかったんだもん」
相「俺が羨ましい?」
ニ「うん!俺も翔ちゃんって呼びたかったの」

語尾が小さくなるのと同時に和も小さくなる

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