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愛の嵐

第2章 溺愛の嵐

櫻「・・やり過ぎた・・・はぁ」

スヤスヤと眠る相葉君の隣に腰を下ろす
汗で額に張り付いた髪を払いのけキスする
目元には涙が・・・やり過ぎました

櫻「雅紀、起きて?お風呂入ろう」
相「ん~?う~、いたい~」

非難の目を向けられ、罪悪感が込み上げる

櫻「ごめんなさい。」
相「分かってるならいいよ~。痛くて起きれねー」

慌てて手を差し伸べ体を支える
ふらつきながら一緒に風呂へと向かう

相「翔ちゃん凄かったね~」

素直な感想をありがとう
恥ずかしいから止めて下さい

櫻「そ・そうかな・・・ごめんって。」

クスクス笑いながら汗を流す

相「冗談だよ~。でもいっぱい愛を感じたよ」

照れながら風呂を後にした
置いてけぼりな俺は、また熱が集まるのを感じて苦笑い
冷たい水で熱を冷まして風呂を出た

相葉君は美味しそうにビールを飲みながらテレビを見ている
さっきまでの妖艶な雰囲気は微塵も感じさせない

相「翔ちゃ~ん、お腹空いたよ~」
櫻「はいはい、ちょっと待っててね」

フレンチトーストとサラダ、コーヒーを用意して早すぎる朝食を済ませる

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