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愛の嵐

第21章 美粧の嵐

《相葉side》

暫くするとホテルに着いた

相「何時から行くの?」
櫻「ん~、後一時間くらいで迎えに来るんじゃないかな?」
松「その間に着替えとかして待つよ」
二「そっか♪じゃあここでお別れですね」
大「お別れって・・・嬉しそうに言うよね~」
二「そりゃそうでしょ!」
櫻「そんなに邪険にしないで欲しいなぁ」

早く部屋に帰りたい和を引き止めようと翔ちゃんとリーダーは噛み付いている
それを眺めていた俺の横にいた松潤

松「今度デートしようね♪」

手の甲にキスをされてしまった

相「うわっ、いきなり何・・」
松「俺とデートするの嫌?」
相「嫌とかじゃなくて・・」
二「ちょっと!何してるんだよ~!まぁ~に手を出さないで!」

はぁ~、助かった!
松潤を睨み和は明らかに機嫌が悪くなった
ぐいぐいと和に手を引かれ部屋に入ろうとすると

櫻「まぁちゃん、大好きだぁ♥」
大「いや、俺の方が好きだからね~!」
松「マジで考えといてね♪」

廊下に響くから恥ずかしいって
絶対にからかわれてる
てゆか、バカにしてるよなアレ

相「気をつけて行ってらっしゃい」
ニ「ばいば~い」

和は怒り気味に別れを告げてドアに鍵をかけた

相「からかわれたね~」
ニ「まぁ~くんは甘いよ!」
相「そうかなぁ?」
ニ「絶対マジだから!」
相「まぁ、それでも俺は和しか見てないんだけどなぁ」

長い髪を耳に掛けながら視線を向ける
何故か和は赤い顔をして目を逸らしてしまった

相「和、どうしたの?顔赤いよ?」

頬に触れながら顔を近付ける
ずっと我慢してたからしたくてしょうがない

相「好き♪」

チュッと触れるだけのキスをする
和の唇が小さく動いた

ニ「もっと」

うん、足りないよね?
キスをしようと唇を寄せると

相「んんっ、ん~」

和からキスをしてきた
しかも俺がするように深く甘いキス
後頭部を掴まれ更に繋がりが強くなる

相「んっ、ふっ・・んぁ」

いつもと違う感じに酔いしれる
薄く目を開けると和と視線がぶつかった
その目がニヤリ笑ったのはまちがいじゃないだろう
襲いたくなったのかぁ~
ちょっとだけ付き合いますか♪

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