テキストサイズ

愛の嵐

第17章 氷魚の嵐

松「翔くん?相葉くんまで、二人でどうしたの?」

潤が声を掛けて来た
翔ちゃんは苦虫を潰したような顔をした

櫻「松潤・・急いでるんだ!」
相「松潤・・・痛いっ!」

更に強く腕を握られて痛みを訴える

松「翔くん?何してるの?相葉くん痛がってるけど?」
櫻「・・・・」

離そうとしない翔ちゃん
それを許そうとしない潤

相「人目につくから、場所を変えよう」

驚く程に俺は冷静だった
そんな俺を二人は見て驚いていた
翔ちゃんは諦めたように腕を離して

櫻「雅紀くんの覚悟は分かったよ。終わりにしよう」
相「これからはただのメンバーだね?」
櫻「あぁ、残念だけどそうなるね。それじゃまた仕事の時に」

そのまま帰ってしまった
その姿はとても淋しそうに見えた

松「雅紀?」
相「あ、あぁ。大丈夫だよ」
松「とりあえず家に来いよ」
相「で、でも・・・」
松「いいから、来いって!」

今度は潤に腕を引かれる
ただ、痛くないように優しく掴まれた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ