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愛の嵐

第8章 霧中の嵐

晴れた空が眩しい
なのに、白いモヤが見える

相「霧・・かなぁ?」
大「あぁ、霧か。モヤじゃないのか」

岩場の側まで来ると足が止まる
雅紀くんは何かを探してる

大「何探してるの?」
相「穴!」
大「は?穴って、洞窟って事?」
相「うん、それ!洞窟!」

あぁ、言葉をちゃんと言って!
単語過ぎる

相「この辺だと思うんだけどなぁ」

知らない筈の場所を知ってるように探してる

相「あった~!ほら、草に隠れてたんだ~!」

嬉しそうに笑ってる
洞窟の何が嬉しいんだろう?
手招きをされて歩き出す
あ・・この感覚知ってる
手を引かれどこかに入っていく感じ

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