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愛の嵐

第6章 遠出の嵐

《相葉side》

目が覚めると隣には愛しい人の寝顔があった

相「潤・・」
松「ん・・ま・さき・・」

起こしたのかと心配したけど寝言だったみたい
夢でも俺と一緒なのかな

相「嬉しいなぁ♪」

ずっと見てたいけどたまにはご飯でも作ってみようかな
そっと体を起こすと、突然引っ張られた
ベッドへ引き戻され潤の胸に飛び込む形になった

松「雅紀、どこ行くの?」
相「起こしちゃったね、ごめんね」

抱き締められる逞しい腕にドキドキする
嬉しくて幸せだけど、いつまで経っても慣れない

相「ご飯作ろうかなぁって思って」
松「ん、そっかぁ。出来たら起こしてくれる?」
相「分かった~。待っててね」

怠く鈍い痛みを残した腰に手を当ててキッチンへ向かう
簡単なオムレツとトースト、サラダにコーヒー
手早く作って潤を起こしに行く
久しぶりに二人で食べる
浮き足立つ足に、名残の腰痛も気にならない

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