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愛の嵐

第6章 遠出の嵐

松「おいで!今日は一緒に寝よう」
相「しない・・の?」
松「なに?して欲しいの?」
相「あ、違っ・・いや、違わないけど」
松「けど、何?」
相「いつもしてるから・・」

やっぱりそうか
これが問題の一つだったんだ

松「時間がないのにエッチしてばっかりだたから。本当の意味で時間を作れなくてごめんね」
相「本当の意味?」
松「そうだよ。いっぱい話したり、テレビ見たり普通の事に時間を費やせてなかったんだ。」

雅紀が求めていたのは会話なんだろう
時間が無い事を言い訳に体だけ繋いで全てが繋がった気になっていた
分かっていた、分かっていたくせに

松「俺のせいだね。俺が求めてばっかりで雅紀を傷つけてたなんて・・・」

ヤバい、泣きそう
雅紀を傷つけた事がこんなに辛く胸を抉る

松本「ごめっ・・・うっ・・ふっ・く」

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