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愛の嵐

第44章 翠黛×叙情=戯言

今日の仕事はこれで終わり
着替えて翔ちゃんと他愛のない話をしながらスタジオに向かう

櫻「顔見て帰るか」
相「そうだね~。黙って帰ると後が大変そうだからね」
櫻「ははっ、違いない」

3人が撮影してるスタジオに入ると賑やかな笑い声が飛び交っていた
笑顔の和也を見て安心した
あんな不機嫌なままだったら誰に八つ当たりしていた事やら

櫻「お~、流石に機嫌直ってるな」
相「でしょ♪だから再会の挨拶は必要なんだって」
櫻「成る程ね、そりゃ必要だ」

視線を戻すと3人はこっちを見ていた
翔ちゃんと手を振る
揃って振り返してくれた

櫻「テンション高いって」
相「珍しいね、リーダーまで」
櫻「本当だよ。松潤の満面の笑みは撮りごたえあるな」
相「だよね~♪松潤て意外と子供っぽいからね」
櫻「相葉くんに子供っぽいとか言われる松潤が可哀想だな」
相「それは俺に失礼だよ?!」
櫻「いや、本当の事だから」

笑いながらスタジオを出て行く
最後に和也を見ると照れ臭そうに『後で』
唇が動くのを確認して頷いた
しっかりデレてるのに気付かないなんてね
皆の目は節穴だよ

櫻「じゃ、また明日」
相「じゃ~ね~♪」

駐車場で別れて車に乗り込んだ
さて、和也が来るまでに晩ご飯の用意でもしようかな

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