
愛の嵐
第43章 腐れ縁×存在意義=幼馴染
《櫻井side》
相葉のいない学校はつまらない
常に一緒にいたから一人に慣れない
怒る相手も、笑う相手も相葉だった
他に友達はいるのに
隣がポーンと空いたみたいだ
櫻「これ・・何て言うんだろな」
松「櫻井~って相棒どうした?」
櫻「相棒?あぁ、相葉なら早退」
松「めっずらし~。相棒いなくて淋しそうだな」
櫻「そんな事ね~よ?なぁ、聞いていいか?」
松「これまた相談なんて珍しい♪何でも話してみ」
相手が相葉だとは言わず
少し濁しながら話をした
櫻「俺は恋愛とか分かんね~からさぁ」
松「ぶはっ!何それノロケ?それとも自慢?」
櫻「はぁ?どこをどう聞けばノロケなんだよ!」
松「本当に気付いてないなら相手のヤツ可哀想じゃね?」
櫻「えっ・・・なんで?」
可哀想・・・相葉が?
松「めちゃくちゃ好きなのに気持ち信じてもらえないし、多分押し殺してんじゃないか?」
櫻「好き?・・・俺を?」
松「そりゃそ~でしょ。じゃなきゃ男なのに自分から痛い思いは望んでしないね」
櫻「え?俺相手が誰だか言った?!」
松「言わなくても分かるっての。相葉だろ?」
あ~お見通しですか
濁して話したのが恥ずかしくなるよ
松「櫻井さぁ、相葉の気持ち分からない?」
櫻「・・・」
松「俺からしたらお前等が付き合ってないのが不思議なくらいだよ。櫻井もちゃんと向き合ってみたら?」
櫻「あぁ、うん。そうしてみるよ」
松「そうしな♪んで、本題な!明日の練習試合の件だけどさ」
モヤッとした
10年以上だぞ!
口癖や軽口くらいに思ってたアイツの『好き』に
意味があったなんて考えもしなかった
なんだこれ・・・胸が苦しい
相葉のいない学校はつまらない
常に一緒にいたから一人に慣れない
怒る相手も、笑う相手も相葉だった
他に友達はいるのに
隣がポーンと空いたみたいだ
櫻「これ・・何て言うんだろな」
松「櫻井~って相棒どうした?」
櫻「相棒?あぁ、相葉なら早退」
松「めっずらし~。相棒いなくて淋しそうだな」
櫻「そんな事ね~よ?なぁ、聞いていいか?」
松「これまた相談なんて珍しい♪何でも話してみ」
相手が相葉だとは言わず
少し濁しながら話をした
櫻「俺は恋愛とか分かんね~からさぁ」
松「ぶはっ!何それノロケ?それとも自慢?」
櫻「はぁ?どこをどう聞けばノロケなんだよ!」
松「本当に気付いてないなら相手のヤツ可哀想じゃね?」
櫻「えっ・・・なんで?」
可哀想・・・相葉が?
松「めちゃくちゃ好きなのに気持ち信じてもらえないし、多分押し殺してんじゃないか?」
櫻「好き?・・・俺を?」
松「そりゃそ~でしょ。じゃなきゃ男なのに自分から痛い思いは望んでしないね」
櫻「え?俺相手が誰だか言った?!」
松「言わなくても分かるっての。相葉だろ?」
あ~お見通しですか
濁して話したのが恥ずかしくなるよ
松「櫻井さぁ、相葉の気持ち分からない?」
櫻「・・・」
松「俺からしたらお前等が付き合ってないのが不思議なくらいだよ。櫻井もちゃんと向き合ってみたら?」
櫻「あぁ、うん。そうしてみるよ」
松「そうしな♪んで、本題な!明日の練習試合の件だけどさ」
モヤッとした
10年以上だぞ!
口癖や軽口くらいに思ってたアイツの『好き』に
意味があったなんて考えもしなかった
なんだこれ・・・胸が苦しい
