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愛の嵐

第43章 腐れ縁×存在意義=幼馴染

《櫻井side》

相『学校先に行くね~♪』

登校前に来たラインにイラッとした
もしかして逃げてる?
俺何かしたんか?
昨日泣いてたからなぁ

母「早く食べなさい!」
櫻「あ~、はいはい」
母「昨日ま~くん来たの?」
櫻「あぁ、来たからケーキ出した」
母「そう♪ま~くん甘いの好きだもんねぇ」

相葉が可愛くて仕方ないといつも甘やかす
はぁ~~っと溜め息をついた
その可愛い相葉を何度も抱いてんだけどな

母「早く用意しないとま~くんが迎えに来るわよ!」
櫻「今日は先に行くってさ」
母「あらそぉ、会いたかったのにぃ」
櫻「はいはい、また今度な」

面倒になって食卓を離れた
あいつの事は誰より理解してるつもりだった
なのにセックスしてから分からなくなった

櫻「天然相手に考えるだけ無駄か?」

俺の知らない相葉がいる
なんだか悔しい
あぁ、この悔しさはあの日からだ

初めてセックスした日は酷い喧嘩をした
珍しく相葉は食い下がって謝らなかった
俺の中での違和感はあの日から続いている

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