
愛の嵐
第42章 偶因×晴陰=衷懐
《和也時間》
繋いだ手が熱い
まるで逃がさないように強く握られている
嫌な気分ではないけど
和「あ、あの、兄達は・・」
相「大丈夫だよ♪俺が守ってあげる」
一瞬緩めて再びキュッと握り直された
この天然に何が出来るんだよっ!
と思いながらもキュンとしてしまった
ボ~ッと呆けている間に司会は進めていく
相「和也くん?」
和「えっ?何?」
相「終わったよ?袖に行こう」
和「は、はい」
手を引かれるままにステージを降りた
その先で待っていたのは兄達だった
潤「お前なぁ!」
相「潤!」
和「あの・・ごめんなさい」
事を荒立てたくなくて俺は謝ってしまった
目の前には俺を守るように相葉さんが立ちふさがっている
翔「はぁ~。もういい加減やめろ、潤」
潤「翔?」
相「翔もいい加減いいんじゃないの?」
翔「あ~、雅紀にバレてたの?」
相「なんとなくだけどね」
潤「何の話だよ!」
俺にも話が見えない
てゆか、相葉さんの背中しか見えない
翔「潤は黙ってろ!」
潤「は、はい」
相「和也くん貰っていい?」
翔「潤は任せといていいよ。そうだなぁ・・暫くの間、そいつを預かってくれると有り難いかな」
相「それは願ったり叶ったりな話だね♪」
翔「和也!」
急に呼ばれてビクッと肩を揺らしてしまう
怖い、怒られる
和「何ですか?」
翔「着替えとか必要な物を家に取りに帰れ」
和「はぁ?何で・・ですか?」
グッと俺に近付いてきて小声で囁いた
翔「潤を躾直すから雅紀の家に世話になれ」
和「き、拒否権は」
翔「無い!」
ですよね~
家を追い出された事に軽くショックを受けていた
相「大事な和也くんは俺が預かるよ」
翔「あぁ、頼んだ」
翔兄に怒られた潤兄は・・まさかの正座?!
余程ショックだったのかうなだれていた
その光景に唖然としてしまった
繋いだ手が熱い
まるで逃がさないように強く握られている
嫌な気分ではないけど
和「あ、あの、兄達は・・」
相「大丈夫だよ♪俺が守ってあげる」
一瞬緩めて再びキュッと握り直された
この天然に何が出来るんだよっ!
と思いながらもキュンとしてしまった
ボ~ッと呆けている間に司会は進めていく
相「和也くん?」
和「えっ?何?」
相「終わったよ?袖に行こう」
和「は、はい」
手を引かれるままにステージを降りた
その先で待っていたのは兄達だった
潤「お前なぁ!」
相「潤!」
和「あの・・ごめんなさい」
事を荒立てたくなくて俺は謝ってしまった
目の前には俺を守るように相葉さんが立ちふさがっている
翔「はぁ~。もういい加減やめろ、潤」
潤「翔?」
相「翔もいい加減いいんじゃないの?」
翔「あ~、雅紀にバレてたの?」
相「なんとなくだけどね」
潤「何の話だよ!」
俺にも話が見えない
てゆか、相葉さんの背中しか見えない
翔「潤は黙ってろ!」
潤「は、はい」
相「和也くん貰っていい?」
翔「潤は任せといていいよ。そうだなぁ・・暫くの間、そいつを預かってくれると有り難いかな」
相「それは願ったり叶ったりな話だね♪」
翔「和也!」
急に呼ばれてビクッと肩を揺らしてしまう
怖い、怒られる
和「何ですか?」
翔「着替えとか必要な物を家に取りに帰れ」
和「はぁ?何で・・ですか?」
グッと俺に近付いてきて小声で囁いた
翔「潤を躾直すから雅紀の家に世話になれ」
和「き、拒否権は」
翔「無い!」
ですよね~
家を追い出された事に軽くショックを受けていた
相「大事な和也くんは俺が預かるよ」
翔「あぁ、頼んだ」
翔兄に怒られた潤兄は・・まさかの正座?!
余程ショックだったのかうなだれていた
その光景に唖然としてしまった
