
愛の嵐
第41章 擬議×啼哭=縁成
大「好きな奴くらいいるだろ?」
ビクッと肩が揺れた
ゆっくりと目が据わっていく様に冷や汗が浮かんだ
櫻「俺の性癖知ってんのにまだ聞くんだね」
大「性癖・・あ、あ~、そっそうだった。ごめん」
櫻「いいよ、覚えててくれたんだし」
いつもの表情に戻った事に安堵した
大学の夏の帰り道
冷たいコーヒーを飲みながら唐突に言われた
櫻「俺さ、同性が好きみたいなんだよ」
大「へ?・・あぁ、あっそぉ」
櫻「驚かないの?」
大「いやっ、十分驚いてるよ」
櫻「そっかぁ?まぁ、距離取られないから友達でいてくれるんだ?」
大「そんなんで友達止めるってあんの?」
ポカンと口を開けて俺を見た
深く考える必要もなかった
翔は大事な友達に変わり無かったから
櫻「智に話せて良かった!拒絶しないでくれて・・ありがとう♪」
そう言って笑った涙目の翔に恋をした
でもそれが苦しみの始まりだったんだ
櫻「好きな人はいるよ」
大「そっか、そりゃそうか。翔だったら誰でも受け入れてくれるよ」
櫻「誰でも?」
大「うん、俺はそう思うよ」
櫻「そ、その誰でもに智も含まれてる?」
えっ?お・・れ?
ビクッと肩が揺れた
ゆっくりと目が据わっていく様に冷や汗が浮かんだ
櫻「俺の性癖知ってんのにまだ聞くんだね」
大「性癖・・あ、あ~、そっそうだった。ごめん」
櫻「いいよ、覚えててくれたんだし」
いつもの表情に戻った事に安堵した
大学の夏の帰り道
冷たいコーヒーを飲みながら唐突に言われた
櫻「俺さ、同性が好きみたいなんだよ」
大「へ?・・あぁ、あっそぉ」
櫻「驚かないの?」
大「いやっ、十分驚いてるよ」
櫻「そっかぁ?まぁ、距離取られないから友達でいてくれるんだ?」
大「そんなんで友達止めるってあんの?」
ポカンと口を開けて俺を見た
深く考える必要もなかった
翔は大事な友達に変わり無かったから
櫻「智に話せて良かった!拒絶しないでくれて・・ありがとう♪」
そう言って笑った涙目の翔に恋をした
でもそれが苦しみの始まりだったんだ
櫻「好きな人はいるよ」
大「そっか、そりゃそうか。翔だったら誰でも受け入れてくれるよ」
櫻「誰でも?」
大「うん、俺はそう思うよ」
櫻「そ、その誰でもに智も含まれてる?」
えっ?お・・れ?
