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Pour mon cher -笑顔の先に-

第2章 リスタート

真っ直ぐ私を見つめる猛司の目を真っ直ぐ見つめ返しながら、猛司の返事をただ待つ。



その間‥なんて返事が返るんだろう‥てビクビクとドキドキとザワザワと‥・・



なんて表現していいか分からない胸の尋常じゃない騒ぎ方に苦しくなって思わず胸を押える。



すると猛司はこんな時に何故かふわりと笑ってみせて




「飽きてもまた惚れさせてやるから」




――――へ?




「愛が飽きようが嫌おうが俺には関係ないから。


飽きたらまた惚れさせる。

嫌いになっても惚れさせる。

俺、その自信あるから」




…これまた予想外の言葉。

凄く何だか上からっぽい台詞だけど今の私には凄く嬉しくて。

思わず溢れてた涙も一気に体内へ引っ込む。




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