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Pour mon cher -笑顔の先に-

第2章 リスタート

「何で私が飽きるの?」


んなわけ絶対ないし!

飽きたりするわけないし!

意味が分かんないよ?



ポカーンとする私に向かって猛司は




「まぁ、飽きても俺はいいんだけどね」



真っ直ぐ私の目を見てそう告げる。



‥えっ。

“飽きてもいい”って‥・・。




「な‥んで?」



何でそんな事言うの?

何で“飽きてもいい”なんて言うの?



「何で私が飽きてもいいなんて言うの?」



全く思いがえない

全く想像もしてなかった言葉に驚いたせいか、ショックが大きすぎたせいか涙が滲んで視界が掠れる。







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