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チョコレート

第12章 海

「大丈夫~」



「涼サンキューな」



「おうよっ!」



「彩大丈夫だった?」




優衣が乗ってた浮き板?
を持って来てくれた



「うん」



「2人とも気ぃ付けや」


涼くんはそう言って
また陸と祐樹くんの方に行った




また私たちはそれに乗り
今度は寝ずに
足を伸ばして座った




「涼くんって彩のこと好きなの?」



「違うでしょ。てか、私に聞かれても…」


「オープン過ぎてなんか分かりづらいよね」



「逆にね」




と私たちが話していると
スクーターに乗った
おじさんが話しかけてきた



「お嬢ちゃんたちバナナボート乗るか?暇だから今なら無料だよ」


おじさんは
スクーターの後ろに繋がった
バナナボートを指差して言った



「楽しそう!」

と優衣が言う



「あ…そうだ、祐樹くんと乗って来なよ」


「え!?」



「私かき氷食べたくなってきたから買ってくる。ほら、チャンスじゃん」



「じゃあ…」


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