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チョコレート

第11章 夏休み

私はベッドの上で
ぐったりする




疲れた…




「もう一回するか」




「え!?」




「嘘、嘘。もう5時か…」





「今日学校午前中までだったし、隼人はそろそろ帰って来るかも」






と言った瞬間
遠くで玄関が開く音がした




「隼人かも!とりあえず着替えなきゃ」




「そうだな」




私たちはまた制服に着替え
リビングに向かった




「あっ」




するとそこには
ソファーに座る
隼人と凛ちゃんの姿が…



しかもキス真っ最中



2人はまだ私たちに
気付いていない




「どうする?」



と小声で陸に伝える




「とりあえず終わるの待とうか…」




戸惑う私たち



終わる気配がない…


もしかしたらこのまま…



陸と同じタイミングで
目があった



陸も同じこと考えてるのかも



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