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チョコレート

第11章 夏休み



そろそろ声をかけようかな
と思ったとき



隼人が口を開いた


「このままだと止まんなくなりそうだから」







隼人…

「偉いっ!…あっ」



声出しちゃった




2人は気付いてこっちを見た




「彩姉!」
「お兄ちゃん!」




「…いつから?」


と隼人が気まずそうに聞く



「さっき…だよ」


と私が答えたとき




また玄関が開く音がした




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