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この手を離さないで

第8章 第八章 迷い

渚side


『ただの知り合いですよ。』





聞いた途端に足が動かなくなった。


ズキズキと胸が痛む。


どうしよう、動けないっ。




だよね、私と俊の関係なんてそんなもんだよね。




ピピッ


ケータイをみるとメール一件。


誰からだろう、こんな時に。



開いてみると、陽からだった


「上手くやってる(笑)?


こっちの事はきにしないで楽しんで来いよ。



あ、おみやげ忘れないでね~

じゃねーい♪」



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