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この手を離さないで

第7章 第七章 待ってる

陽Side



ドア越しに尚人を発見して声をかける。

「頭は冷えた？」


『まぁな。
陽、俺しばらく仕事休むわ』




それがお前の答えか…尚人。

「そんな事だと思ったよ。
マネージャーには俺から上手く言っておくから心配すんなよ」




『サンキュー。


あと、もう１つ頼まれてくんねぇかな？』


…？


俺はその日ある約束をしたー




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