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死に神レオの物語

第1章 死に神レオ誕生

レオ

ゆりと話し終えた後、俺は2階に有るホテルに案内された、反省文が書き終わるまでここで寝泊まりするようだ


今は午後10時12分だ…寝るにはまだ早いな

反省文書いちまうか


っつてもなんて書きゃいいんだ?

俺が悔やんでいること………

悔やんでることは死んだときのことだ

それ以外思い浮かばねぇ

他にもあった気もするが、今はそれ以外思い浮かばない

でもあれは、あの運転手が悪いよな~
信号無視したの向こうだし……でも他人が悪い!とか書いちゃいけないんだよな


などイロイロ考えた結果、反省文はこうなった



――反省文――――


俺が悔やんでること

自分の死に方

クリスマスそれもイブに浮かれて家に帰る途中に死んだことだ


どうすれば悔やまずに済んだか(死なずに済んだか)

あのとき俺は、浮かれて家に帰る途中だった

信号が変わってすぐに飛び出したのがいけなかった

信号が変わっても落ち着いて左右を確認してからわたればよかった……と思う

以上

―――――――――

少し短い気もするが
まぁこれでいっか

明日これをゆりに見せよう


………………………気が付けばいつの間にか午前1時を過ぎていた


「ふぁ~あ ネミ 」

もう寝っか


普段なら慣れない場所では中々寝付けないはずだか、今日は疲れていたこともありすぐに寝てしまった

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