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『幼なじみ』

第26章  偵察



すると・・・
何処からともなく・・・


「アッ・・・!居た居たッ・・・!


ん・・・?拓弥・・・?


何・・・やってんの・・・?!


頭・・・ボサボサだけど・・・
大丈夫かよ・・・?


つかさぁ・・・


ずっと・・・
拓弥のコト・・・
待ってたんですけど・・・?


んまぁ・・・良いけどね・・・。





でさ・・・!拓弥・・・!


ボチボチ・・・


兄貴の・・・
バースデーパーティーも
落ち着いて来て・・・


自由解散になってさ・・・


つ・・・ま・・・り・・・!


兄貴に・・・
喜多見さんの事・・・
話すなら・・・


今がチャンス!って訳ッ!


そんな所で
暗い顔して
突っ立ってないでさ・・・


早く・・・
兄貴ん所・・・行こッ・・・!
なッ・・・?


俺も・・・出来る限り・・・
フォローはするしさ・・・


大丈夫だから・・・


そんな・・・
テンパるなってッ・・・!




ほら・・・!拓弥ッ・・・!
行くよッ・・・!」


と・・・突然・・・


右側のVIPルームで
乾杯でもしながら・・・


中々・・・
姿を見せない拓弥が・・・
バックレたんじゃ
ないかと・・・


気を揉んで
いたであろう・・・


少し・・・
酔いが回った様子の・・・


テンションの程高い
春斗が・・・


拓弥の肩に・・・
腕を回しながら・・・


意気揚々と・・・
話し掛けて来た・・・。













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