
ツンデレ彼女。
第8章 俺のもんに触るな
そんな感じで作業しているところに、同じ委員の男の子がやって来た。
「えーっと…5組の、長谷川さん?だよね」
「はい、なんですか??」
「あ、あの、各クラスひとり集まってほしいので、いいですか?」
「あ、わかりました」
この人は実行委員長の1組の前田くん。
顔はそこそこ。
明るくてサッカー部でまさにリーダー気質な感じ。
初めて話しかけられたなー。
集まりが出来ているところへ行くと、前田くんが次の作業についての説明を始める。
まためんどくさい仕事っぽいなー。
はー…でも頑張らなくちゃ!
賢人、今度こそ最初から手伝えよっ
なんて考えていたら。
「長谷川さん?あの、いつまでここにいるの?」
「へっ?」
周りを見まわすと、さっきまでいた各クラスの代表者はまた作業に戻っていて、あたしだけが前田くんの正面に立っていた。
「わっごめんなさい!ぼーっとしてた!話聞いてなかった!ほんとにごめんなさいー!!」
「べ、別にいいけど…大丈夫?クス、かわいいね」
「は?」
「いやいやなんでも。じゃあもっかい説明するからちゃんと聞いてよー。まずはーー…」
前田くん、かわいいねって言った!?
好青年なのに意外とSっぽい?ような?
何かを感じた。
いや、まあ、前田くんなんてどーでもいいんだけど…
「ーーーってこと!わかった!??」
「ふぇ…あ、はい……」
「ちょ、ちょっと…ほんとに大丈夫?」
あたしの肩にそっと手を乗せてそう言ってきた。
あたしは咄嗟にその手を払って
「触らないでっ!……はっ、ご、ごめん!!」
自分でも何をしたのかわかんなくなって、自分の持ち場に戻った。
「へえ…かわいいねえ」
なんて言われてるとも知らずに。
「えーっと…5組の、長谷川さん?だよね」
「はい、なんですか??」
「あ、あの、各クラスひとり集まってほしいので、いいですか?」
「あ、わかりました」
この人は実行委員長の1組の前田くん。
顔はそこそこ。
明るくてサッカー部でまさにリーダー気質な感じ。
初めて話しかけられたなー。
集まりが出来ているところへ行くと、前田くんが次の作業についての説明を始める。
まためんどくさい仕事っぽいなー。
はー…でも頑張らなくちゃ!
賢人、今度こそ最初から手伝えよっ
なんて考えていたら。
「長谷川さん?あの、いつまでここにいるの?」
「へっ?」
周りを見まわすと、さっきまでいた各クラスの代表者はまた作業に戻っていて、あたしだけが前田くんの正面に立っていた。
「わっごめんなさい!ぼーっとしてた!話聞いてなかった!ほんとにごめんなさいー!!」
「べ、別にいいけど…大丈夫?クス、かわいいね」
「は?」
「いやいやなんでも。じゃあもっかい説明するからちゃんと聞いてよー。まずはーー…」
前田くん、かわいいねって言った!?
好青年なのに意外とSっぽい?ような?
何かを感じた。
いや、まあ、前田くんなんてどーでもいいんだけど…
「ーーーってこと!わかった!??」
「ふぇ…あ、はい……」
「ちょ、ちょっと…ほんとに大丈夫?」
あたしの肩にそっと手を乗せてそう言ってきた。
あたしは咄嗟にその手を払って
「触らないでっ!……はっ、ご、ごめん!!」
自分でも何をしたのかわかんなくなって、自分の持ち場に戻った。
「へえ…かわいいねえ」
なんて言われてるとも知らずに。
