
ツンデレ彼女。
第6章 4にんで放課後!
「あのね…トラウマが、あるの。もう、誰とも付き合わないって決めたの…」
あたしにとって、後悔がトラウマへと繋がって、恋愛なんて自分からなくなっちゃえと思って、誰にも恋しなくなっていた。
怖くて恋なんて出来ない。
「と、トラウマって…?聞いていい??」
「……ごめん」
「そっか、わかった。強要はしないから、無理させて悪かった」
「ごめんね」
恭介くんは、なんとなく悲しそうな顔をした。
そりゃそうだよね。
付き合うのはまだしも、未来の可能性も失ってしまったから…。
でもね、あたしだって一年間ずっと苦しんでたんだよ…
「よし、みゆちゃん遊ぼ!」
驚いた。
すごく明るい表情でそんなこと言うから、強い人なんだなあと思った。
恭介くんは、見た目と違っていい人なんだと思う。
だから女の子からモテるんだろうし。
そんな人があたしを好きと言ってくれて、素直に嬉しくて。
あんな人を好きになってれば良かったなあと不覚にも思ってしまった。
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あたしにとって、後悔がトラウマへと繋がって、恋愛なんて自分からなくなっちゃえと思って、誰にも恋しなくなっていた。
怖くて恋なんて出来ない。
「と、トラウマって…?聞いていい??」
「……ごめん」
「そっか、わかった。強要はしないから、無理させて悪かった」
「ごめんね」
恭介くんは、なんとなく悲しそうな顔をした。
そりゃそうだよね。
付き合うのはまだしも、未来の可能性も失ってしまったから…。
でもね、あたしだって一年間ずっと苦しんでたんだよ…
「よし、みゆちゃん遊ぼ!」
驚いた。
すごく明るい表情でそんなこと言うから、強い人なんだなあと思った。
恭介くんは、見た目と違っていい人なんだと思う。
だから女の子からモテるんだろうし。
そんな人があたしを好きと言ってくれて、素直に嬉しくて。
あんな人を好きになってれば良かったなあと不覚にも思ってしまった。
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