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ツンデレ彼女。

第6章 4にんで放課後!

まあ、こんなことがあったわけで。
あたしに恋愛のトラウマがあるなんて美来に言ったら、きっとあの子は優しいからあたしのこと気にして賢人から離れてしまうかもしれない。
だから言うつもりはない。
恭介くんには、言うべきな気がして言っただけだけど。
あたしが恭介くんを苦しめる原因にはなりたくなかったから。



「よーしそろそろ帰ろ、みんな!みゆ、ジョーの車乗ってく?送るよ??あ、てか賢人も近いんだっけー。そんなこと言ったら恭介くんが可哀想か!じゃあ3人とも送るよ〜」
「うおっ、まじー?俺も乗っていいの?やっぱお嬢様は違うよなー」
「だめだよ賢人、男なんだからちゃんと歩いて帰れってー!美来ちゃんと一緒にいたいのはわかるけどさーあ?笑」
「恭介…おまえなあ…w」
「美来、あたしは乗らせて頂くよ!でもさ、あんたらもせっかく言ってくれてるんだから乗せてもらえばいいじゃん」
「あーいやいや、賢人はさー、俺とお話があるので〜、ごめんね!今日楽しかったよ!」
「は!?ちょ、恭介、俺そんなん聞いてねーぞっ」
「はいはいじゃあね美来ちゃんみゆちゃん!また明日〜」
「「……?ばいばい??笑」」

大丈夫か賢人…笑。
恭介くん強制連行する気かい!
てゆかなんだろ、話ってやっぱ、あれ…かなあ。


まあいいや。
気にしないようにして美来と帰った。

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