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ツンデレ彼女。

第6章 4にんで放課後!

♢賢人ver.
はー!
ったく、思わぬやつが現れたもんだぜ…疲れた…
彼女とか言われてまじ焦ったしーw
……つーか、
俺、美来のこと彼女って言われて嫌な気しなかった…
美来がどう思ったかはわかんねーけど。
好きなのか…な…。
確かに美来はほんとにかわいいと思うし性格もいいと思う。
けど、恋愛とはちょっと違うか?
んー、わかんね。

「ちょっと、賢人?」
「えっ、あっ、わり、何でもねえよ。つか、まじでさっきのごめんな?」
「あー、まあ別に」
なんかこいつそっけなくねw
「えっ、ちょ、怒ってんの?ごめんって」
「別にって言ってんじゃん!!」
「は?やっぱ怒ってんじゃん」
「何でもないっての!」
え、え、なんなの。怒ってますよね?
なんで素直に怒ってるって言わねーの?
「怒ってんなら言えよ、怒ってんだろ??」
「あたしに指図しないで!黙ってよ!!」
いらいらした。
なんかすげえむかつくんだけど。
こんな性格悪かったか美来って?




俺の勘違いだったな。
やっぱこんなやつ好きなわけねーじゃん。
だって俺は、いじりがいのあるかわいい女が好きなんじゃん。

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