
ツンデレ彼女。
第5章 委員決め
キーンコーンカーンコーン…
一時間目のチャイム。
中学のときとはちょっと音が違うかも。キーが違う。
小さい頃から楽器に触れていたあたしは、そんなことを思いながら自己紹介の一言を考えていた。
特に目立った特徴とかないしな…。
ピアノやヴァイオリン習ってましたとか言ったら、お嬢様アピールかよって陰口言われたことあったしw
くだらないけど嫌な気にはなりたくない。
はあーあ。
考えていると、賢人と恭介くんの会話が聞こえてきた。
「なあ賢人ー!おまえ委員やんのー?」
「え、なんで。やだよめんどくせー」
ちょっと肩が落ちる。もし一緒に出来たら、とか淡い期待抱いてばかみたい。
「おまえちっとはクラスに貢献しろよー!顔だけじゃなあ、モテねーんだぞっ」
「はあ?なに言ってんのおまえ。俺別にそんなん興味ないし」
「とか言っちゃってさー!賢人モテんだろ絶対!女遊び激しーんじゃねーのっ?」
「……めんどくさい(小声)w恭介のが女遊びしてんだろ、なあチャラ男くん」
「チャラ男じゃねーしーー!」
いやいやチャラ男だろうよあんたwwって突っ込みたい笑。
賢人、ほんとモテるんだろーな…。
中学のとき何人かと付き合ってたってみゆは言ってたけど、どうなのかな。
気になる…。
「んじゃ、自己紹介はじめんぞー!出席番号順だ!はーい男子の一番前出ろー!」
笠松先生の指示で自己紹介が始まった。
クラスは全部で40人。
名前覚えれるかなー。
顔だけなんとなく見て、あんまり話は聞いてなかったあたし。
「はい次風間ー!」
はっ!賢人の番だ!
一時間目のチャイム。
中学のときとはちょっと音が違うかも。キーが違う。
小さい頃から楽器に触れていたあたしは、そんなことを思いながら自己紹介の一言を考えていた。
特に目立った特徴とかないしな…。
ピアノやヴァイオリン習ってましたとか言ったら、お嬢様アピールかよって陰口言われたことあったしw
くだらないけど嫌な気にはなりたくない。
はあーあ。
考えていると、賢人と恭介くんの会話が聞こえてきた。
「なあ賢人ー!おまえ委員やんのー?」
「え、なんで。やだよめんどくせー」
ちょっと肩が落ちる。もし一緒に出来たら、とか淡い期待抱いてばかみたい。
「おまえちっとはクラスに貢献しろよー!顔だけじゃなあ、モテねーんだぞっ」
「はあ?なに言ってんのおまえ。俺別にそんなん興味ないし」
「とか言っちゃってさー!賢人モテんだろ絶対!女遊び激しーんじゃねーのっ?」
「……めんどくさい(小声)w恭介のが女遊びしてんだろ、なあチャラ男くん」
「チャラ男じゃねーしーー!」
いやいやチャラ男だろうよあんたwwって突っ込みたい笑。
賢人、ほんとモテるんだろーな…。
中学のとき何人かと付き合ってたってみゆは言ってたけど、どうなのかな。
気になる…。
「んじゃ、自己紹介はじめんぞー!出席番号順だ!はーい男子の一番前出ろー!」
笠松先生の指示で自己紹介が始まった。
クラスは全部で40人。
名前覚えれるかなー。
顔だけなんとなく見て、あんまり話は聞いてなかったあたし。
「はい次風間ー!」
はっ!賢人の番だ!
