
ツンデレ彼女。
第5章 委員決め
風間だもんな…前から3番目かあ。
2番目の恭介くんが席に戻り、賢人がすっと前へ出る。ふわっと香水なのかシャンプーなのかわからないけどすごくいい香りがした。
「風間賢人。N中から来ました。中学時代はバスケやってて、高校でどうするかは未定。洋楽とか好きです、よろしく」
顔色ひとつ変えず淡々と自己紹介を終わらせて席に戻ってくる。
クラスの女子はみな釘付けだ。
そりゃあ、いけめんで無口っぽい人ってなんか魅力感じるけどさ…。
あたしの心はちょっとズキズキ痛かった。
てか、バスケやってたなんて。
見たいなあ、絶対かっこいいよなあ。
どんどんみんな自己紹介を終えていく。
どーしよーあたしまだ何も…。
うううう><
「緊張してんの?」
えっ…?
け、賢人!
「えっ、いや、その、うん!何言えばいいのかわからなくって!」
「そんなことでうじうじしてんのかよー」
ぷっと小さく笑いながら言ってくる。
「ばっばかにすんなー!そんなことなんかじゃないもん!」
「はいはい、嘘だって。好きなものとか、適当に言っときゃいーんだよんなもん!どーせ話すうちに周りのやつらのこととかわかるんだしさー」
「あ、そっか!確かにー!」
「…単純w」
「う、うっさい!!」
「あっそ」
「で、でも…その、ありがと///」
賢人が一瞬頬を赤らめたように見えたのは幻かな?
嬉しかった。
ぶっきらぼうで口も悪いのに、しかもさっき怒らせちゃったのに、あたしの様子察して声かけてくれたんだ。
おかげで緊張がほぐれた…。
ありがとう、賢人。
「次成瀬ー!」
「はーい」
「えっと、成瀬美優です!風間くんと同じN中でした!あたしはバドミントンやってて、高校でもバド部入りたいなと思ってます。雑誌とか読むのだいすきです!みんなと仲良くなりたいです、よろしくお願いしまーすっ」
あーみゆ終わっちゃったよお!次あたし!!
ちらっと賢人を見ると、がんばれよと言うようにこくっと頷いてくれた。
大丈夫落ち着けあたしーっ
2番目の恭介くんが席に戻り、賢人がすっと前へ出る。ふわっと香水なのかシャンプーなのかわからないけどすごくいい香りがした。
「風間賢人。N中から来ました。中学時代はバスケやってて、高校でどうするかは未定。洋楽とか好きです、よろしく」
顔色ひとつ変えず淡々と自己紹介を終わらせて席に戻ってくる。
クラスの女子はみな釘付けだ。
そりゃあ、いけめんで無口っぽい人ってなんか魅力感じるけどさ…。
あたしの心はちょっとズキズキ痛かった。
てか、バスケやってたなんて。
見たいなあ、絶対かっこいいよなあ。
どんどんみんな自己紹介を終えていく。
どーしよーあたしまだ何も…。
うううう><
「緊張してんの?」
えっ…?
け、賢人!
「えっ、いや、その、うん!何言えばいいのかわからなくって!」
「そんなことでうじうじしてんのかよー」
ぷっと小さく笑いながら言ってくる。
「ばっばかにすんなー!そんなことなんかじゃないもん!」
「はいはい、嘘だって。好きなものとか、適当に言っときゃいーんだよんなもん!どーせ話すうちに周りのやつらのこととかわかるんだしさー」
「あ、そっか!確かにー!」
「…単純w」
「う、うっさい!!」
「あっそ」
「で、でも…その、ありがと///」
賢人が一瞬頬を赤らめたように見えたのは幻かな?
嬉しかった。
ぶっきらぼうで口も悪いのに、しかもさっき怒らせちゃったのに、あたしの様子察して声かけてくれたんだ。
おかげで緊張がほぐれた…。
ありがとう、賢人。
「次成瀬ー!」
「はーい」
「えっと、成瀬美優です!風間くんと同じN中でした!あたしはバドミントンやってて、高校でもバド部入りたいなと思ってます。雑誌とか読むのだいすきです!みんなと仲良くなりたいです、よろしくお願いしまーすっ」
あーみゆ終わっちゃったよお!次あたし!!
ちらっと賢人を見ると、がんばれよと言うようにこくっと頷いてくれた。
大丈夫落ち着けあたしーっ
