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ツンデレ彼女。

第4章 豹変美来ちゃん

♢賢人ver.
うわ…なにこいつ、顔赤くして。もしかして照れてる?ちょーかわいいんだけど、まじやべー。いじめたい笑

「つーか美来、なんでここにいんの?」
「あっ、えっと、みゆを送りにきた帰り。賢人こそなんで?」
「いや、ここ俺の近所なw」
「あそっか!みゆと同じ中学だもんね!近いもんね!!」

賢人って呼ばれてちょっと嬉しい…かも笑
てか美来、さっきの電話、相当やなやつだったのかな

「電話の相手、大丈夫なの?」
「えっ、あー、うん。もう関わることもきっとない人だから!」
「そっか。なんかまたあったら、俺とかみゆに言えよ?」
「うん、ありがとう!」

にこっと笑う美来はまじでかわいい。死にたい。

「ん、あと、もう俺の前では素でいろよな!どんなに口悪くても受け止めるからさ!笑」
「ばっばかにしてんのー!?悪かったよ口悪くて!ふん!!」
「はいはい、そんなことないですよー。かわいいよ美来ちゃんは!」
「…っ///ば、ばか」

ほっぺ赤くしちゃって。ほんとなにもうこいつ。
これ以上近くにいたら俺やばそうだから笑、もう帰ろ←

「んじゃーな!また明日!」
「うん、ばいばいっ」

美来が乗り込んだ車が発車するのを見送り、俺も歩きだした。

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