
ツンデレ彼女。
第4章 豹変美来ちゃん
突然名前を呼ばれびっくりして、声の方向を辿る。
振り向くとそこにいたのは…賢人だった。
え、ちょ、いまの聞かれた!?
「美来、だよな?あの…大丈夫か?」
「えーっとその…大丈夫です」
なんで敬語だよあたし!
「………」
「………」
ふたりの間で沈黙が流れる。
でも、賢人、そんなに驚いてるようには見えない。
「おまえって…」
「は、はい!?」
「結構口悪いのな笑」
言われたー!がーん笑
まあ、隠すすべもないよな…w
「あ、あはははは」
「なんで猫かぶろうとすんの?」
「え??」
「おまえは、おまえらしく、素でいりゃいーじゃん」
賢人は真剣な眼差しで言う。
「だって…あたし家柄がこんなだから…あたしの中身を知ったら、全然お嬢様っぽくなくて、みんなあたしから離れてくんじゃないかって……」
「なんでそう思うの?俺は、逆に堅苦しいやつのが嫌い」
「えっ」
「俺は素のおまえのが好き」
ドキッ。また胸が高鳴った。
恋愛感情での好きって意味じゃないって…わかってるのに……。
「あ、ありがと。そうやって言われるなんて…嬉しい」
「別に。ふつーだよ」
なんか、胸が熱い。顔が火照ってる気もする。心臓がうるさい。なんだろ…これ。
振り向くとそこにいたのは…賢人だった。
え、ちょ、いまの聞かれた!?
「美来、だよな?あの…大丈夫か?」
「えーっとその…大丈夫です」
なんで敬語だよあたし!
「………」
「………」
ふたりの間で沈黙が流れる。
でも、賢人、そんなに驚いてるようには見えない。
「おまえって…」
「は、はい!?」
「結構口悪いのな笑」
言われたー!がーん笑
まあ、隠すすべもないよな…w
「あ、あはははは」
「なんで猫かぶろうとすんの?」
「え??」
「おまえは、おまえらしく、素でいりゃいーじゃん」
賢人は真剣な眼差しで言う。
「だって…あたし家柄がこんなだから…あたしの中身を知ったら、全然お嬢様っぽくなくて、みんなあたしから離れてくんじゃないかって……」
「なんでそう思うの?俺は、逆に堅苦しいやつのが嫌い」
「えっ」
「俺は素のおまえのが好き」
ドキッ。また胸が高鳴った。
恋愛感情での好きって意味じゃないって…わかってるのに……。
「あ、ありがと。そうやって言われるなんて…嬉しい」
「別に。ふつーだよ」
なんか、胸が熱い。顔が火照ってる気もする。心臓がうるさい。なんだろ…これ。
