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みゆの家が見えてきた。
なんだかんだ言って、みゆだって高級住宅街に住んでるんじゃん〜笑
みゆのおうちは3階建てで、優しいクリーム色で、赤い屋根。周りは緑に囲まれてるしその敷地だって広い。清潔感に溢れていた。

「みゆんちこそ立派じゃん！」
「いやいやー、お屋敷にはかなわないっすよ笑。今度はうちに遊びおいでー」
「うん、絶対くる！」

みゆは車を降りた。
手を振って見送る。
あー、楽しい一日だったなあ♡


「あっ、ジョー。コンビニ寄って」
「かしこまりました」

近くのコンビニに着く。

「わたくしが買ってきますよお嬢様。何が欲しいのですか？」
「あーいやいいよすぐだからー」

ジョーはあたしを引き止めたけど、振りはらって車を降りる。
そのとき、携帯が鳴った。
電話だ…誰だよもう。
ディスプレイには “斎藤” と表示されている。ん、誰だ…？斎藤ってｗ
でも名前が登録されてるってことは、知り合いだよな…
とりあえず出てみることにした。