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プリンセスを護衛

第61章 2年生の物語

朝、5人はロッジの食堂で食事をとっていた。
4人はぐっすり寝れたせいかいつも通りだったが大樹は昨晩の出来事が頭を離れず浮かない顔だった。

「水野、どうしたの?元気無いけど?」

異変に気付いた明希に言われ、彼は首を横に振った。

「あ、いや、昨日なかなか寝れなくてな。」

その時、大樹の携帯のバイブがなった。
見慣れないメアドである。
携帯画面を大樹はしばらく見つめていたが、

ガタンッ!

大樹は突然立ち上がると外に飛び出して行った。

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