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プリンセスを護衛

第61章 2年生の物語

「このまま、帰すつもりはないんだけどね。」

大樹を壁に押し付けた。
俗にいう壁ドンである。
大樹は真っ向から俊也を睨むと言った。

「俺さあ、そういう趣味ないんでね。」 

大樹は感情のこもってない声でそういうと俊也を突飛ばし、ドアから飛び出し、部屋まで駆け戻ると布団に潜りブルブル震えた。

(俺、さっき…いや、考えないでおこう。)

大樹はこの後寝れたがどうか分からない。
だが気付いたら朝だった。

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