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プリンセスを護衛

第58章 一人で背負うな

優馬は軽く片目を瞑って言った。

「ミュウが1番よく知っている人が持ってきてくれたんだ。」

「ってお祖父様?」

「うん、ちょこちょこ来てくれるんだ。」

「ったく、うちにはめったにクッキー買ってきてくれないのに。」

優馬はまた笑う。

(案外、元気だな。コイツ。)

俊は明るく笑う優馬を見てそう思ったのだった。

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