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私たちのエッチな体験談。短編集。

第3章 三人目

私は部屋に行き布団の中で泣いていた。

静さんって人には祝うのに?

私には何もないの?

私は右京さんの何?


右京さんの…バカ!


もぅ…ダメかな…。

別れようかな…。

私の頭にはそんなことがよぎってたけど…


でも右京さんのことが好きだった。

それはすぐに、変えられない事実。

私は今日は見送りをしなかった。

いつもは必ず見送りをしてたけど、今日はそんな気分になれなかった。

他の人のお祝いをしにいくような右京さんを見送ることが出来なかった。

右京さん達が出掛けてから少したち、私はトイレへ向かった。

『梅!』

『心くん!どうしたの?』

『買い出しに行くんだけど一緒にいかねぇか?

今日、誕生日だろ?

なんか買ってやるよ!』

『いいの?行く!』

私は、心くんと気晴らしも兼ねて買い物に行くことにした。

そして準備をして…

私達は出掛けた。

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