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理想と偽装の向こう側

第17章 希望と絶望

火曜日

「おっはよぅ~!信りん!」



「あ~おはよう。昨日、サンキュー…。」



流石に今日は、滝島のテンションに付いていけない。



「…何かあったか?」



察しいいな…てか、分かるか…。



「あぁ…ちょっとね…。」



「昼飯奢ってやろうか?」



話を聞いてくれるって訳か…。



でも、昼に話すのはヘビィだな。



夜は、光花のところに行ってやりたいし…。



「サンキュー奢りは、いいよ…とりあえず昼休み一緒して…。」



いつもなら、茶化して
「ランチデート!」とか、言いそうだが、 



「了解!また、後でな。」



ポンッと、肩を叩いて行った。



誰かに話したら少しは楽になれのかな…。



現実は変わらないのに…。


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