
理想と偽装の向こう側
第17章 希望と絶望
プロポーズしてから、早めに婚約指輪を買いに行ったけど、気に入った指輪が光花のサイズに合わなかったから、サイズを直してもらっていた。
直しは、1ヶ月程で出来上がったが、中々取りに行けないでいて、遅くなってしまった。
「こんど、お母さんに見せなきゃ…。」
光る指輪を瞳をキラキラさせ、眺めながら言った後に
「あっ…志信さん、今度の日曜日なんだけど…行きたいところがあるんだけど…。」
光花からの提案は、珍しい。
「いいよ…。じゃあ、また前日にでも打ち合わせしようね。今日は、早く寝て明日に備えた方がいいから。」
「うん…。ありがとう…。」
ちょっと寂しそうだな…。
「光花…こっちおいで…。」
「うん!」
手招きすると、畳のを膝歩きしながら寄って来た。
個室にしといて良かった…。
「眼…瞑って。」
「は~い!」
また、何か出てくると思ってたりして…。
口元が微笑んでる彼女の唇に、そっと自分を重ねた…。
直しは、1ヶ月程で出来上がったが、中々取りに行けないでいて、遅くなってしまった。
「こんど、お母さんに見せなきゃ…。」
光る指輪を瞳をキラキラさせ、眺めながら言った後に
「あっ…志信さん、今度の日曜日なんだけど…行きたいところがあるんだけど…。」
光花からの提案は、珍しい。
「いいよ…。じゃあ、また前日にでも打ち合わせしようね。今日は、早く寝て明日に備えた方がいいから。」
「うん…。ありがとう…。」
ちょっと寂しそうだな…。
「光花…こっちおいで…。」
「うん!」
手招きすると、畳のを膝歩きしながら寄って来た。
個室にしといて良かった…。
「眼…瞑って。」
「は~い!」
また、何か出てくると思ってたりして…。
口元が微笑んでる彼女の唇に、そっと自分を重ねた…。
