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理想と偽装の向こう側

第6章 予測不可能

「うん!美味いっ!」



異様に誉めてくれたのに驚き



「最大の調味料が効いてますから!」



「愛情?」
「空腹!」



重なった声に笑いが起きる。



「大丈夫だよ。香織ん作ったの本当に旨いよ!」



嘘ついてもしようがない、本当に誉めてくれてるんだろう…ただ、私がひねくれてるのかな。



誉められたら、素直に喜べばいいんだよね。



「香織ん、今度の金曜日なんだけどさ…。」



「はい…。」



改めて、なんだろう?



「うどん作ろう!」



「うどん?!って、うどん?」



「そう!手打ちうどん!楽しいし美味しいよ~!」



「はぁ~、分かりました…。」



小田切プレゼンツ!
先が読めん!!

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