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私は奴隷体質

第1章 合コン

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ピリリリリ

アオイのケータイが鳴った

「あっユウカからメールだ」

「えっ?」

「うーんとねぇ
シオンと一緒に帰るって」

『マジでー!?
じゃあほっといて俺らで楽しもー☆』

―――――――――

私は自転車の後ろにシオン君をのせて家まで送っていた

「あなたの家どこ?」

『あっち』

指差したのは高級マンションだった

「あんた金持ちなのっ!?」

『おう』

当たり前のようにいうすがたが腹立つ
結構腹黒なのかもしれない

「はいっ、ついたよ
ここまででいいでしょ?」

シオン君は自転車から降りながら

『だめ部屋まで送って』

「わがまま」

『なんとでもどーぞー♪』

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