
妄想しながら素直になろうよ
第9章 映画で妄想
俺が住んでいるのは森の中心にある、大きな神木のうろだ。
大人が20人いてもその繋いだ腕を回しきれないような、とても大きな巨木。
そこには外から見えないうろがあり、中は20畳程の空間がある。幹の重なりから透けるように中に入ると、そこは立派な部屋になっているのだ。
「今日で守護体が完全に成長できるといいな」
王子はニコニコと笑いながらローブを纏った。
毎回泣き叫びながら、フラフラになる程生気を吸い取られているのに。
この柔軟な清らかさはなんだろう。
「王子、今日は生気を与えるのをお休みしましょう」
突然の申し出に、王子は驚いたように振り返り首を振った。
「だって早く森を元に・・」
「もうかなり成長させましたから、あの子達も自力で伸びていけますよ。急ぐ事はないんです。あなたの生気を養いましょう」
不安そうに俺を見たが、大丈夫というようにうなづいて見せた。
「数日待った方が、王子の生気も強く濃くなっていきますしね」
しばらく二人で身を寄せ合い、甘い蜜のような時間を過ごした。
睦言を囁き、キスをして、体温を分け合う。
このしなやかで滑らかな身体が、快感に悶えくねる姿はどれだけ見てても飽きなかった。
どんなに凌辱されてもなお、この人は真っ直ぐに純粋のままだから。
「王子の生気を熟成させましょう」
イチャイチャした甘い時間の終わりに、そう呟いて王子が纏っていたローブをスルッと引き剥がした。
突然全裸にされた王子は、股間を隠すようにしてペタンとベッドに座り込んだ。
「熟成って・・?何か、するの?」
背中に指を走らせながら、力を入れて引き寄せる。
「生気を強く濃いモノに練り上げるんです」
そう言って顎に手をかけ上を向かせると、唇を合わせていった。
クチュクチュと水音を響かせながら、王子を押し倒した。
鼻から抜ける吐息が甘く広がる。
指を鳴らすと、部屋の壁からにゅっと蔦が姿を現す。
何本も突き出てくるその先端には、何かの実が咥えられていた。
大人が20人いてもその繋いだ腕を回しきれないような、とても大きな巨木。
そこには外から見えないうろがあり、中は20畳程の空間がある。幹の重なりから透けるように中に入ると、そこは立派な部屋になっているのだ。
「今日で守護体が完全に成長できるといいな」
王子はニコニコと笑いながらローブを纏った。
毎回泣き叫びながら、フラフラになる程生気を吸い取られているのに。
この柔軟な清らかさはなんだろう。
「王子、今日は生気を与えるのをお休みしましょう」
突然の申し出に、王子は驚いたように振り返り首を振った。
「だって早く森を元に・・」
「もうかなり成長させましたから、あの子達も自力で伸びていけますよ。急ぐ事はないんです。あなたの生気を養いましょう」
不安そうに俺を見たが、大丈夫というようにうなづいて見せた。
「数日待った方が、王子の生気も強く濃くなっていきますしね」
しばらく二人で身を寄せ合い、甘い蜜のような時間を過ごした。
睦言を囁き、キスをして、体温を分け合う。
このしなやかで滑らかな身体が、快感に悶えくねる姿はどれだけ見てても飽きなかった。
どんなに凌辱されてもなお、この人は真っ直ぐに純粋のままだから。
「王子の生気を熟成させましょう」
イチャイチャした甘い時間の終わりに、そう呟いて王子が纏っていたローブをスルッと引き剥がした。
突然全裸にされた王子は、股間を隠すようにしてペタンとベッドに座り込んだ。
「熟成って・・?何か、するの?」
背中に指を走らせながら、力を入れて引き寄せる。
「生気を強く濃いモノに練り上げるんです」
そう言って顎に手をかけ上を向かせると、唇を合わせていった。
クチュクチュと水音を響かせながら、王子を押し倒した。
鼻から抜ける吐息が甘く広がる。
指を鳴らすと、部屋の壁からにゅっと蔦が姿を現す。
何本も突き出てくるその先端には、何かの実が咥えられていた。
