無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

後ろに潜り込んだ蔦は、左右に頭を振りながらゆっくりと中を進む。
内壁がその度に左右に引き伸ばされた。


「おね、が・・ぃ・・やぁ・・うごか、ないで・・ああっ・・こわれ、ちゃ・・」


腹の中でうねる蔦は奥へ奥へと入り込んでいってしまう。
そして、王子の前立腺までもを、強く抉った。



「あっはっ！っひ・・ん・・やめ、てぇ！そこ、やぁぁっ！ああぁぁっ、だめ、ひぅっ・・あっ、あっ、ぁぁ！」


王子の中心を咥えている蔦からジュルジュルと生気を吸い上げる音が響いた。
絶頂に押し上げられたのだろう。


「ぁぁぁっ・・あーっ！あっ、あっ、はぅっん・・」



いいところを抉られ続け、絶頂は終わりがないように長く王子を弄んだ。

声もかすれ、体の反応も緩慢になっている。
それでも尚、蔦は貪欲に王子の生気を求め続けた。

強制的な射精を永遠とも思える程続け、細かい痙攣のみの反応に、声もほとんど聞き取れなくなった。

やがて、生気が尽きたのだろうか。
蔦は王子の身体を解放して、スルスルと引いて行った。



どこも動かせない程疲弊している王子の身体を抱き寄せ、口づけをする。



「大分頑張りましたね。守護体も半分位まで成長しましたよ」

「ん・・・よか、っ・・た」


弱々しく微笑む王子をきつく抱きしめた。

「すぐ、介抱しますね」


「あっ、ちょ・・・まって！」



静止の言葉も耳に入らず、王子を抱え上げると、屹立した己の分身にめがけその身体を滑り落とした。



「ああああっ！やっ、まってぇ！あっ、あっ、もぅ・・」

為すがままの王子は、後ろの口に目一杯俺を受け入れてしまう。
何の抵抗もなく、ズブリと差し込まれた衝撃で、王子は涙を散らした。


「もぅ、加瀬・・みやぁ・・あっ、むりぃ・・」


「中、トロトロですごく熱いですよ」


「もぉ・・はや、く・・ちょう、だい・・しん・・じゃぅ・・よぉ・・」


だらりとした腕が、ゆるく背に回され肩に頬を乗せると、脱力してしまった。

俺は思いっきり微笑むと、王子の腰を掴んだ。