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「あぁ・・んっ・・はぅ・・ぅ・・」

蔦は大腿を伝い生気の吐き出される屹立の頂上に集まった。
うねりながら進んでくる蔦達のために、大きく開脚しその中心で息づく自身を惜しげも無く晒している。


先ほどのように、蔦が先端の窪みに入り込もうと必死に頭をねじ込んでいるが、太く成長してしまった身では到底不可能であった。

「っひ・・やっ！あぁぁっ、無理っ・・そこ・・やぁっ」

鈴口の窪みに、何本もの蔦が潜り込もうと挑戦するが、グリグリと刺激を与えるだけで中に入れはしないのだ。
先端ばかり抉られるような快感が絶え間無く続く。


「あぁぁ・・あっん・・あふっぅぅ・・」



永遠にも思えるその箇所への攻撃は、突然止んだ。
一本の蔦が、吸盤のような口で王子の熱く猛った雄の先端を覆い塞いだのだった。

抉られる刺激はピタリと止み、王子がため息のような呼吸を吐き出した瞬間だった。




「っああぁぁぁぁ！いっ、やぁぁ！やめっ！ひっぅ・・ぁぁぁっ！あっ！ぁぁ・・」



蔦がストローを吸うかのように、王子の中心の管を吸引し始めた。


「あああ！いやぁ！・・っひゅ・・ぅあっ！やっ、吸っ・・ちゃ、だめぇぇ！ぁぁぁっ」


ちゅうちゅう音がする程に、間断を与えず吸い上げる蔦も必死な様子だった。

下半身が吸い取られるような錯覚さえ起こさせる。
快感が鋭く細く王子の身体を貫いているようだ。



「やだっ！ああぁっ・・やめ・・てぇ・・加瀬、みや・・たすけ・・」


鋭い吸引は、快感を通り越して甘い痛みにすら感じられる。

振り払う事もできず、身体中が痙攣を始め涙が止めどなくこぼれ落ちてしまう。

快感は確かにそこにあるのに。
それだけじゃ、達する事のできない局所的な刺激が続き、呼吸すらままならなくなってしまう。


「やぁっぁぁ！っひぅ・・・も、やぁ・・それ、やめ・・か、せみやぁっ！おね・・が・・」