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乾いた空

第2章 二章




部屋の灯りがついていた。


来たしまったものの、もう駄目だろうと思いこのまま何処へ行こうとしたとき、

ガラガラ……


部屋の窓が開き、サキは夜空を眺めていた。
僕は怪しくも隠れながらサキを見ていた。



彼女は空を眺めては寂しそうに顔を歪めては泣いていた。


「サキ!」


「!!」


そんな彼女の姿に我慢することが出来ず、気が着いたらドアの前にいた。



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