テキストサイズ

乾いた空

第4章 四章





考えながら、私は男性が何だか怖くなり、思いっきり身を小さくして隠れては音が出ないように全く動かないでいた。


聞いてはいけないことを聞いてしまった。とその時は思ったが、私はもう時間が無い。

醜くなって苦しんで死ぬよりは殺してもらうのも悪くはない。


以前の私なら死にたくないと思っていたのに、今ではどうでもいいと思っている。


でも生きていて二年間楽しかったのは確かだ。

私はユウキに直接聞いて確認してみようと思った。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ