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乾いた空

第2章 二章




飛行機で札幌まで行った方が近かったが、あのときと同じく 夜行列車で行った。

流石に季節と時が違うせいか、あのとき見た車窓から見る景色は全く別物に見えた。


新しい建物も増えては以前は無かった所に建物があったりして少し変わって時の流れを感じさせた。

流石に進めば、進むつれて建物は少なくなっては秋が少し深まってきたせいか、木々や田んぼが夜空の中で黄色く揺れていた。


確かこの辺で彼女は僕の横にもたれ掛かって、ぐっすり眠っていたと思い出しながら、不思議に彼女の体重が掛かった感覚が体にあるように感じていた。

僕は何だか、
その感覚が嬉しかった。



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