
S×強気で恋になる
第59章 なくしたもの
っくそー・・・・
歩くたんびに微妙に亀頭になんかあたる
俺はあのあと、モノの根元にリング、玉もしまいこまれ、おまけに誰にも触られない金属の甲羅のようなもので完全に覆われ、何か巻きつけた鎖と一緒に南京錠のようなもので完全にロックされていた
トイレはギリギリ座ってできても
俺、絶対にイケねーし触れねーし
第一勃つこともできねぇ
拷問だろ、こんなん・・・
俺が何したっていうんだよ・・・
こいつの趣味と遊びに弄ばれて
俺って本当に幸せなのか?
疑いたくなる
「浮気防止だろ?そんな顔すんなって。いい子にしてたら、とってやるよ。」
「っ、いい子にって・・・!!!いい子って、何したらいい子なんだよ!!!」
「そーだな、例えば俺の永遠にしゃぶるとか?」
「っ、変態!!・・・も、お前なんか知らねー!!」
「反抗的だな。相変わらず可愛いよ、そーゆーとこ。でも馬鹿だよな。この鍵開けなきゃ、お前一生抜くことなんてできねーのにな。」
残念、というふうに、小さな鍵を水を出した流しに捨てる
「は?おい!!!!ちょ、ふざけんな!!!!鍵、・・・!!!鍵は!!!!?」
「捨てた。どっか工場でその南京錠壊してもらえばいいだけだろ。この状況理解できましたか?」
っ、最悪だ・・・・
鍵、捨てられた・・
ボーゼンとする俺の頭をわしゃっと撫で
真一がソファーに座った
偽物に決まってんだろ、ばーか
そう思っていると、純平が隣にちょこんと座った
お?
可愛いな。
大丈夫、限界通り越したら開けてやるから
そう思いながら、肩を抱くと
おれに素直に寄りかかってくる
そうそう、そーやって俺に可愛く媚びてろ
調教うやむやになってたからな
主人は俺だ。
今度のSM総会、一緒に行ってくれんだろ?
奴隷になれとは言わねーけど
そーゆープレイも覚えろ
純平を抱きながら、俺は新聞を読み
そして和也が目を覚ますのをまった
