
S×強気で恋になる
第53章 新鮮
ー話し合いが足りねーみてーだな
ー純平、どーしてほしい?
ーほら、お願いしてごらん
そんな声が寝室から聞こえてきて
絶え間なく純平の喘ぎ声が聞こえていた
こんな声ききたくねえ
飯でも作って待ってるか
せっかく今日海老とトマトとナスのパスタと和風パスタ作っておいしいワインとチーズ食べようと思ってたのに。俺は何なんだ一体。
そう思いながらパスタのソースを作り始めると、部屋からやりきった感じで真ちゃんが出てきた。
バスケ一試合終えたみたいな顔してんじゃねーよ
「和也、悪かったな。あいつ強情で、全然素直にならねー。」
「真ちゃん。やり過ぎ。お前が素直になれよ。純平が自分のこと好きかどうか、不安でしょーがねーから、んなガキみてーなことしてんだろ。ガキはどっちだ。で、純平は?」
「うるせーよ。純平?寝てる・・・っーか、気失った。飯作ってたらそのうち起きるよ。」
「お前、まじで逃げられるぞ。見てくるから、続き作ってろ」
そう言って和也が寝室へいく
んだよ・・・うるせーな
さー、腹減ったしパスタ作るか
純平可愛かったな
なかなかお願いしねーのに
身体に話し合いしたら
一発KO。
敏感すぎ。
感度高いし、本当に可愛い
和也に助け求めてんじゃねーよ
俺にすがって
俺を必要として
俺を求めろ。
