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S×強気で恋になる

第52章 気持ち


扉が開くと、すでに沸騰しきった真ちゃんが立っていた

「・・・・和也。どーゆーこと?」
「あー真ちゃん。」
俺がベットから立ち上がると
真ちゃんがズカズカ部屋に入りいきなりキレた

「なんで、片瀬と悠二がここでヤってんだ!!おい!!!やめろ!!!!出てけ!!!!」


怖いって、真ちゃん・・・

バーンっと真ちゃんが悠二を吹き飛ばす

「・・・ってーな!!!!お前!!いきなりきて、なんで俺に当たるんだよ!!!横山さん抱いてたのは、和也だろ!!」
ソファーのところまで殴られて飛ばされた悠二がドス黒いオーラで戻ってくる

「っ、和也!?てめー、手ェ出してんじゃねーぞ!!」

そーやって試すんじゃねーのかよ
俺にイカってんじゃねーよ!!

「真ちゃんが、こいつ傷ばっかつけるからだろ!!!っーか、悠二!いらんこと言ってんじゃねーぞ!!!」
「あ?やんのか!?てめ、空手の段俺より下のくせに生意気言うな!!」
「俺はボクシングやりだしたからだろ。空手なんて古いこと言ってんじゃねーぞ!!」
「和也!てめ、俺が相手だろ!!純平に何したか言え!!」


・・・・えー
悠二さん、激怒ってるし
岡崎さんもさっき悠二さんのこと結構本気で殴ったし

なに?和也さんも怒鳴って・・・


ひゃ、危な
この三人デカイのに本気で喧嘩して
っ、この部屋危ない
外でよ

っ、純平・・・
ねてるー?!

あいつどーゆー神経して

!!!

バーンっと枕が俺にぶつかる

「おい、和也!!!てめー、俺の隼人にも手ェ出してんじゃねーよ!!!」
「お前がよけるから、枕あたっただけだろーが!!っ、いて、真ちゃん!目覚まし投げんな!!」

も、だめだ

純平置いてこ・・・・

俺はフラフラと全裸で立ち上がり、隣りの悠二さんの部屋に避難した

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